現在所属している「公益財団法人 共生地域創造財団」で取り組んでいる被災地での買い物支援が、NHK盛岡放送局「おばんですいわて」で放送されました!
山田町は古くから漁業で栄え、自立心が強い地域性が特徴的です。
しかし、現在では若者の人口流出と高齢化の加速が課題となっているのが現状です。
加えて東日本大震災以降、特にも高齢者は急激な時代の変化に心がついていかないまま。
そして「共助」が不可欠な地域へと変化しました。
買い物支援を行う共生財団の取り組みは22年度で終了しますが、4月よりカタチを変えて当法人で継続することになりました。
単に高齢者の買い物が容易になることが活動の目的ではなく、
この町に長く住み続けることを可能にするための仕組みづくりです。
しかし、高齢者は支えられてばかりの存在なのかと言うと、それは全くの誤解です。
そして、同じくシングルマザーも支えられるばかりの存在なのかというと、それも全くの誤解です。
高齢者こそが町のマンパワーであり、
これから先、この地域に長く住み続けるであろうシングルマザーも同じく貴重なマンパワーなのです。
その「支えられる側」に見える高齢者とシングルマザーが互いに支え合える仕組みづくりこそ、
わたしたちが目指す、新たな「相互多重型支援」のあり方であり、持続可能な地域福祉なのです。

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